今回の記事は、dodaの調査結果を引用させて頂きながら、転職者の年齢構成について考えましょう。
転職成功者の平均年齢構成の推移
グラフ1は、転職成功者の平均年齢の推移です。
時代とともに、年齢が右方上がりに上がっていることがわかります。
転職が昔ほど珍しいものではなくなり、雇用の流動化がおこっているととらえることができますね。
30歳超えても平均的に転職できているので、転職年齢35歳限界説のようなものは、このグラフからも当てはまらないと言えるのでしょう。
ただ、中高年の転職の壁は高いように、このグラフでは見えます。
別の観点からみるとそうではないことがわかります。
転職成功者の職種別の平均年齢構成
グラフ2は、職種別の転職者の平均年齢推移です。
職種によっては、事務系のように年齢の上下が激しいところもあれば、技術系のように比較的変わらない職種もあるようです。
職種でこんな傾向があるとは、はっきりとはいえませんね。
ですが、これでも右肩上がりであることは言えるかと思います。
転職成功者の年齢構成割合
では、転職成功者の中での年齢構成はどうなっているでしょうか?
2016年の上半期と下半期との比較ですが、24歳以下、40歳以上が増えているのがわかりますね。
これは私も以外でした。
年齢層は若い方、中高年が転職が活発な層だということでしょう。
その間の中間層に変化はあまりなさそうです。
転職成功者の転職回数を年齢構成で見てみる
年齢別の転職回数はどうでしょうか?
24歳以下はほとんどが初めての転職の方ですね。
年齢が上がるにつれて、転職回数も増える傾向があるようです。
昔は35歳転職限界説なんてのがありましたが、中高年の方も今では普通に転職してますね。
中高年の転職の壁もなくなりつつある、と思われます。
それは世の中が転職が当たり前になってきたからです。
転職経験していない方は、かなり少なくなっていると思います。
転職成功者の年齢構成のまとめ
転職成功者の年齢構成について、さまざまな角度から見てきました。
結論としては、
- 終身雇用制は、ほぼなくなりつつあること。
- 転職の機会が年齢が高い方にも十分与えられ、実現できていること
となります。
数年前の政権時とは全く違う様相を呈しています。
転職をしようか悩み続けるなら、行動しても良いのではないでしょうか?
とりあえずは、キャリア相談を受けてみてはいかがでしょうか?
コメント