あなたが大企業の正社員であったとしても、常にポータビリティスキルを意識しなければいけない時代になりました。
スキルアップするなら、まずは会計から
社外でも通用するスキルを積み上げていくことが、転職市場でのあなたの価値を上げていくことになります。
私は最初の転職でこれを認識せず、大失敗してしまいました。
社内で使う用語が一般的に通用すると思っていた私は、それをそのまま職務経歴書に記載してしまい、書類選考に落ちまくったのです。
まず、スキルアップの前に社内独特の用語、いわゆる方言は意識して一般的な用語に変換して使うように心がけてください。
そして、社内でしか通用しないスキルだなと思ったら、無理して覚える必要はありません。
会社は当然ながら、利益を上げることを目標としています。
ですので、会社の経営状態、すなわち、決算書くらいは読めるようにして置かなければなりません。
売り上げに目が行きがちですが、粗利(売上総利益)が最も重要です。
社内の管理職であっても、財務会計、管理会計の両方を把握している方はそんなにいらっしゃらないと思います。
ざっくり言うと、社外公開用が財務会計、社内分析用が管理会計です。
ポジションが上がるに従って、財務会計の重要度が増します。
会計一つ取ってみても、企業で働きながら、勉強することは可能ですし、事実私は勉強中です。特に簿記のややこしいこと。
会計を勉強すれば、会社の経営状況がわかるので、事前準備ができるのです。
会社は大幅な人員削減とかは、突然社員に通達することが殆どだからです。
普通は慌てて次のことを考えますよね?
あなたはあわてずに次の行動が出来るのです。